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薔薇好き花好き庭が好き〜元英国在住・アートセラピストが造る癒しの庭 元英国在住のアートセラピストが大好きな薔薇や草花&英国の素敵なガーデンを思い出と共にご紹介。

愛犬と亡き父との不思議な繋がり。。。悲しい病名


息子から『この1週間、ママのblogは英国紀行じゃなくて愛犬紀行になってるね。』と言われ
『本当だね~。』と笑ってしまいました。

そろそろ、元の様に。。。とは思いますが、もう少しだけお付き合い下さい。

先日は「愛犬との不思議な出会い」と父との繋がり。。。のお話でしたが、
実は、愛犬が亡くなる前後の辛い中でも、とても不思議な事ばかりの連続でした。

やっと、皆さんにお伝え出来る程の元気が出て来ましたので、今日は、そのお話をしたいと思います。
ちょっと、暗いお話でごめんなさい。
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先月半ば辺りから、愛犬の食欲が少しずつ無くなり、尿の色が普段より濃い様子、、、
不安に思い、かかり付けの獣医さんに診て頂き、血液検査をしました。

結果は。。。肝機能の値が良く無いとの事。肝臓に良いフードやお薬を処方して頂きました。
時には、手作りのご飯を作って上げると食べてくれたり。。。
或る時はロースト・ビーフの匂いに反応し、とても欲しそうにしていたので。。。
「食欲無いし、食べれるなら良いかな。」と特別サービス~初めての味に喜んで5枚くらい食べました。



その後、再び詳しい血液検査をしました。
「肝臓自体が、かなり悪いので、至急、超音波を撮る様に。」と獣医さんから言われました。

「どうか早く原因が分かり、お薬で早く治ります様に。。。」と只々祈るばかり。
最初に訪れた、私達にとって、とても辛くて悲しい日。。。
それは忘れもしない、あの美しい『スーパー・ムーン』の日でした。

その週には、お漏らししたり食欲もどんどん無くなってしまいました。。。
そして、超音波施設の有る病院を紹介され、早速、主人と愛犬と三人で行きました。
出る間際に、やはり何も食べれなかったので、ハムを上げると嬉しそうにペロリッ~っと4、5枚食べて。
私達を安心させ笑わせてくれました。。。結局これが我が家での最後のご飯と成りました。

車の中では、私の方を可愛い大きな瞳で、ずっと見つめていました。
そしてテクテクと弱い足取りでしたが自分で歩いて中へと一緒に入って行きました。

中に入ってから分かったのですが、そこは或る大学の獣医学部附属病院でした。
愛犬と亡き父との不思議な繋がり。。。悲しい病名_e0346002_02201016.jpg


その後、問診と簡単な検査後に、再び部屋に通されて獣医さんから説明を受けました。

簡単な超音波を使ってみた所、何も映らなかったそうで。。。
もし、きちんとした超音波を受けたとしても原因が判らない可能性があるので、
最初から全てがハッキリ判るCTを撮る方が良いとの事。
あとは再度の血液検査と肝臓の病理組織検査。

愛犬にCTなんて。。。そんなものまで撮らなければ成らないのかな?と
可哀想な気持ちと不安に思ったり。。。しかも、只のCT&検査入院だけでも、その費用は驚く程の超高額でした。

先生に『少しだけ時間を下さい。』と伝え、私達夫婦は、その場で話し合いました。
勿論、今直ぐにでも原因が分かり治療出来たら嬉しいのですが、CTに高額を支払って本当に原因が分かるのか?
原因が分かったとしても、その後の手術や入院、治療。。。CTだけで、この金額なら愛犬に、その後の必要な手術さえ出来なくなるのではないか?と不安に成りました。

動物愛護の国・英国では犬も人間同様に、とことん、この様な治療をするのかな?
この先、一体どうなるんだろう 。。。と益々不安は募り。 。 。

しかし、主人が『原因が分からないまま、ズルズルと行っても愛犬が可哀想なのでCTをお願いしよう。その先の事は分かってから考えよう。』と言ってくれ、私も決断しました。
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その日は愛犬は入院となり、私達は一旦帰宅。
しかし、状態は深刻だとの事でした。

その夜に先生からTELが有り、原因が分かったとの事。
私達は直接話しを聞く為に、再び夜遅くに病院を訪れました。

お話では「細胞の検査で分かったのでCTを撮らずに済んだ。」との事。
「あっー、良かった。大した事、無かったのかな。」

しかし、そこで安心したのも束の間。。。
病名は『悪性リンパ腫』。。。リンパに出来る癌。
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心臓が止まるほど驚きました。
父の命を奪った『悪性リンパ腫』。。。そうなのです、亡くなった父と全く同じ病名だったのです。

私は、涙が溢れて溢れて仕方有りませんでした。

父が亡くなった寂しさを、ずっと癒してくれた愛犬が、父と全く同じ病気だなんて。 。。
運命の悪戯としか言い様の無い、辛く悲しい現実に胸が張り裂けそうでした。

その事実を受け入れられないまま、
先生は、今後の治療の遣り方として、三つの方法を順番に説明して下さいましたが、
愛犬には三番目の方法しか無いのだ、と言う事でした。

私は。。。信じられ無いまま、泣きながら、その場に座って。。。
只々、説明を聴いていました。。。<次回へ続きます>
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今日も読んで下さり有難うございます。
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Commented by nyankai at 2015-10-21 10:23
何もしてあげられませんが、毎日読んでいますよ。
私の所の「マコ」(クロネコ13才)も、去年胸腺が腫れて肺が真っ白になって、血液検査をしたら異形細胞があって、ほぼ悪性リンパ腫の診断が出ました。抗がん剤治療1歩手前まで行きましたが、踏みとどまりました。その後抗生剤で肺炎はおさまって今に至っています。
猫エイズを持っていることがわかりました。便秘しないよう治療カリカリをたべ(私が毎日マコウンチを記録しているのはそのためです)、虫歯を抜き、エイズが発症しないよう、しているとしても、進行を遅くするようにしています。耳に腫瘍もあります。これも手術は、考えに考えて、見送りました。かわいそうだもん。そんなところです。
ペットとは言え、家族ですものね。一緒に暮らしてくれて、ありがとうですよね。
Commented by tamutamu0401 at 2015-10-21 14:40
こんにちは!

なんか読んでて、うるうるしてきて何てコメントして良いのか・・・・
凄い優しい顔したわんちゃんですね!
何でそんな運命の悪戯するんですかねぇ。
何とも言葉が出てきません(/_;)
でもわんちゃんも幸せだっただろうし、みんなも幸せにしてくれた。
天国でわんちゃん走り回ってますよきっと(^^)
Commented by nanatomo-117 at 2015-10-21 18:39
「悪性リンパ腫」という病名、息子のお嫁さんのお母さんが、いま闘っている病気です。
犬にもあるのですね。
それも、お父様と同じ病名とは…
なんという運命のいたずらなのでしょう。
少しずつ振り返る時間ができて、それでもまだまだ辛い想い出が多いですね。
でも、お隣さんや、ブログを通じて見ず知らずの人々までもが声援を送ってますよ。
ロンドン生活の発信、もう少しあとでも、楽しみにしていますね。
Commented by mottisfont-roses at 2015-10-21 20:42
> nyankaiさん
いつもお心のこもったコメント有難うございます。
成る程、マコウンチの意味が分かりました。毎日読んでいる中で何か猫ちゃんがご病気なのかな?っとは思っていましたが、頑張って頑張って生きているのですね。
本当に。。。治療方法って、特に生き物だと又考えちゃますよね。
ちっちゃい身体なのに。。。
CTをお願いしましたが、結局は、私達が色々と沢山質問したせいで?か、先生方は直ぐにCTを取らずに血液&細胞から慎重に進めて下さって、愛犬の為にも良かったです。
Commented by mottisfont-roses at 2015-10-21 21:16
> tamutamu0401さん
有難うございます。
本当に、こんな事ってあるのですね、驚きです。
聞いたときは倒れそうでした、、しかし途中から、苦しい反面
不思議と心が落ち着いてきました。
仕方ないんだなって思いと、父との運命的な繋がりを感じて、何だか意味があるような。。。
今はきっと父と一緒に天国で私達のことを
話しているかもしれませんね。
本当に、きっと走り回ってますね、、走り過ぎて、落ちてこないかしら(*´∀`*)
Commented by pinyarin at 2015-10-21 21:35
私も父を癌で亡くし、今また、自分も末期癌で、とうとう痛み止めに弱めの麻薬を使わないといけない程になってきているので、読んでいて大変だったんだろうなと思いました。
うちの場合、私は平気だったのですが、主人が号泣したので、おそらくご夫婦でかなりのショックを受けられたのだろうとも……。
お父様と同じ病名だったら、なおさらでしょう。
優しいお顔で安心もさせてくれた愛犬ちゃん。
たまには英国ブログじゃなく、愛犬追悼ブログでもいいじゃないですか。
ここに来られている方は皆さん、きっと読んで、共感されてますし、mottisfont-rosesさんのことが心配なんです。
だから、無理せず、ゆっくりでいいので、ちょっとずつお話ししてくださると嬉しいです。
一人じゃないですからね^^
Commented by mottisfont-roses at 2015-10-21 21:36
> nanatomo-117さん
そうなのですね。
息子さんのお嫁さんのお母様が、とは。
そんな中でのコメント、本当に有難うございます。
nanatomoさんの御家族や、お嫁さんの御家族の皆さんの事を想像すると、私も辛くなります。
父と愛犬は同じ悪性度の高いタイプだった様で、一気に進行しましたが、
タイプは様々の様ですので、きっとnanatomoさんの息子さん御夫婦の為にも、お母様はこれからも頑張って克服される事と思います。遠くから毎日お祈りしています。
有難うございます。
本当に。。。見ず知らずの方々が、こうやって毎日励まして下さるので
いつの間にか元気に成って来てて驚きです。ブログの力って凄いですね。
nanatomoさんとも、失礼ながら、以前からのお友達の様な気がします。
いつも有難うございます。ロンドン関係もう少ししたら再開しますね。
Commented by mottisfont-roses at 2015-10-21 22:10
> pinyarinさん
有難うございます。
pinyarinさんも、お父様を癌で亡くされてたのですね。
そして、痛みのある中、毎日の様に励まして頂き、本当に嬉しいです、有難いです。
pinyarinさんだからこそ、一言一言が深く胸に響きます。
有難うございます。では、お言葉に甘えて、愛犬追悼ブログであと少し行くとしますね。
愛犬は見掛けのお上品さ?とは正反対で、三枚目で寝てばっかりの毎日でしたが、側に居てくれるだけで幸せだったんだなって、今、益々可愛くてたまらなくなります。
日本も、そろそろ朝晩冷えてくる頃でしょうか。
pinyarinさん、お風邪等にはお気を付けくださいね、こちらの風邪はかなり長引きましたので。
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by mottisfont-roses | 2015-10-21 04:00 | Comments(8)